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牛乳はカルシウムを失う⁉その理由

牛乳はカルシウムを失う⁉その理由

牛乳はカルシウムを失う⁉その理由

宮崎・都城で「唯一」の根本改善専門の整体院 都城オステオパシー治療院 院長の蛯原孝洋です
こんにちは!

宮崎・都城で「唯一」の根本改善専門の整体院 都城オステオパシー治療院
院長の蛯原孝洋です。

今回は、「牛乳はカルシウムを失う⁉その理由」というお話をさせて頂きます。

✅動画を視聴するメリット
◎牛乳がなぜカルシウムを失ってしまうのか、その理由がわかる

✅動画の信頼性
◎科学的に研究されたことでわかった内容

「牛乳は健康に良い!カルシウムが豊富!身長が伸びる!」という話を信じて頑張って牛乳を飲んでいた時期がありました。

ですが、実は牛乳はカルシウムを摂ることができず、さらに身体から奪ってしまうことがわかったんです。

この動画では、なぜ牛乳のカルシウムは取り込むことができないのか、牛乳をたくさん飲んでいる外国の例も交えてお話ししています。

健康のために毎日牛乳を飲んでいる、ヨーグルトを食べているという方は必ずご覧ください!

ぜひ動画をご覧ください!

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動画を見られない方のために、以下に文字おこしをしてあります。

できれば動画の方が内容が伝わりやすいので、動画をご覧ください。

牛乳はカルシウムを失う⁉その理由

今回は「牛乳はカルシウムを失う」というお話をさせて頂きたいと思います。

この動画を見て頂くことで、牛乳がなぜカルシウムを失ってしまうのか、その理由がわかります。

これは科学的に研究されたことでわかった内容になります。

今回から「牛乳シリーズ」ということで、何回かに分けて牛乳のお話をさせて頂きたいと思います。

牛乳は今の日本人は基本的に飲み過ぎの状態で、子どもさんでは給食には必ず付いてきますし、大人になっても「健康のため!」と考えて毎日飲む方も少なくありませんし、家庭でも1人に1杯の牛乳は必ず飲ませてます、という方も少なくないんです。

ですが、牛乳は様々なデメリットがありますので、嗜好品としてたまに楽しむくらいであれば害は無いんですが、習慣的に摂ると多くの悪い効果が出てきてしまうんです。

そこで、1度に全てはお伝えしきれないので、今回初めてのシリーズ化でお伝えしたいと思います。

身長を高くするために牛乳?

身長を高くするためには牛乳を沢山飲んだ方がいいという話を聞いたことはありませんか?

私の年代ではこれは普通に言われていた話で、私の友達などもみんな競うように牛乳を飲んでいましたし、私も頑張って牛乳を飲んでいました。

ですが、実はこれは間違いであると提唱する有識者の方がかなり増えてきたんです。

牛乳はカルシウムを失うという内容の本もかなり増えてきましたし、テレビなどでも話をされることが出てきました。

どういう話かというと、いくら牛乳を飲んでも、牛乳のカルシウムはあまり吸収されず、排泄されてしまうからと考えられています。

牛乳の成分は消化できないためにカルシウムが吸収できないと考えられています。

牛乳の乳糖は消化できない

牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を消化するためには、ラクターゼという消化酵素が必要です。

そもそも赤ちゃんは、母乳から必要な栄養素を吸収するために、母乳の主成分である乳糖を分解する消化酵素、ラクターゼを作ることができます。

ところが、生後1歳から1歳半前後の離乳期を過ぎると、乳糖を分解するラクターゼがほとんど作られなくなり、代わりにタンパク質を消化するペプシンやトリプシンといった消化酵素が出てきて、離乳する、つまり乳離れして食べ物から栄養を摂るようになります。

そのため、これ以降は牛乳の消化・吸収がうまくできないので、いくら牛乳を飲んでもカルシウムが乳糖と一緒に排泄されてしまうんです。

あらゆる哺乳動物、つまりお乳を飲んで育つ動物を見て頂ければわかりますが、動物でも離乳期以降はお乳を栄養源としてどころか、食事としても摂取しません。

つまり乳というのは生まれた直後から最初の成長期だけの食べ物なんです。

牛乳の「脱灰」により奪われるカルシウム

このように2歳を過ぎてからはカルシウムが吸収できないため、大人ではもちろん吸収できないのですが、それだけではありません。

牛乳は「脱灰」というメカニズムにより、カルシウムを逆に奪ってしまうと言われているからです。

人間は健康な状態では、血液は「弱アルカリ性」に保たれています。

ところが、酸性の食品を多く食べると血液が酸性に傾いてしまいます。

この、血液を酸性に傾けてしまうのが、牛乳に含まれる大量の動物性たんぱく質なんです。

血液が酸性化することは生命活動において非常に危険な事なので、カラダはこれをなんとか中和しようとします。

どうやって中和するかというと、骨や歯からアルカリ性であるカルシウムを溶かして血液中に送り込むんです。

ですから、カルシウムが吸収できないだけでなく、脱灰により骨や歯からカルシウムを奪う、つまり骨や歯が弱くなってしまうことになります。

牛乳をたくさん飲んでいる国では

牛乳のカルシウムが吸収できていない例があります。

カルシウムが足りない病気の代表格なのは骨粗しょう症だと思いますが、日本よりも牛乳や乳製品をたくさん摂る西洋人は骨粗しょう症や骨折が少ないのでしょうか?

実は、カルシウムの摂取量が多い国ほど骨粗しょう症が多いという研究報告があります。

ハーバード大学のヘグステッド博士によると、アメリカやニュージーランド、スウェーデンなどの牛乳や乳製品の摂取量が多い国では、少ない国に比べて大腿骨警部骨折が非常に多いという報告をされているんです。

このカルシウム摂取量が多いほど骨粗しょう症が増える現象、カルシウム・パラドックスと呼ばれています。

牛乳とマグネシウム

また、骨を作るにはカルシウムの他にマグネシウムも必要なのですが、牛乳にはマグネシウムの含有量が非常に少ないという問題もあります。

マグネシウム対カルシウムは1:2の量を摂ることが理想なのですが、牛乳にはマグネシウムはカルシウムの10分の1ほどしか含まれていません。

では他の食事でマグネシウムを足せばいいじゃないか!という話になりますが、いまの日本人はすでに絶望的なマグネシウム不足の状態なんです。

マグネシウムは骨を作るのに使われる他、エネルギーを作り出される工程にも大量に使われます。

また、甘いお菓子やスナック菓子、清涼飲料水やアルコールの摂取、ストレス環境下などではマグネシウムが大量に消耗されてしまいます。

ですから牛乳の大量のカルシウムを骨にするだけのマグネシウムが足りず、結果としてほとんどの牛乳のカルシウムは消化・吸収されずに流れ出てしまいます。

カラダに優しい牛乳の飲み方

いかがだったでしょうか?このように、牛乳はカルシウムを吸収できないばかりか、逆にカラダから奪ってしまう危険性があるんです。

最初にお伝えしたように、嗜好品として味を楽しむ程度であれば良いのですが、習慣的に、健康のために沢山飲む!という飲み方では逆に健康を害してしまいます。

私のおすすめの牛乳の摂り方は、ケーキと同じと考えて頂ければいいと思います。

ケーキって、1年に何十回も食べないですよね?誕生日やクリスマスなど、何かイベントのあるときじゃないですか。

あのくらいの間隔で摂ってもらえると、カラダにもそれほど悪影響無く摂って頂けます。

 

まとめ

今回は「牛乳はカルシウムを失う⁉その理由」というお話させて頂きました。

当院へご興味のある方は、下のリンクから当院のホームページをぜひご覧ください。

ブログをご覧頂きありがとうございました。

 

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