あなたは、下垂体機能低下症の本当の原因を知っていますか?
下垂体機能低下症というのは、脳の一部にある下垂体というホルモンを放出する器官が働きを失い、成長障害や性機能低下、その他のホルモンに関する症状を引き起こしてしまう疾患です。
この記事では下垂体機能低下症による症状を、根本の問題から原因を解決して本来の健康なカラダを取り戻すためにどうしたら良いのかについて記載しています。
諦めないで!下垂体機能低下症は治る可能性があります!
この疾患をすでにご存知の方に、まず知っておいて欲しいことがあります。
本疾患は原因が特定しづらく、原因不明と呼ばれることが多々あり、定期的にホルモン注射を行う対症療法を行っている方が沢山おられますが、まだ治すことを諦めないでください!
あなたやあなたのお子様の下垂体機能低下症は治る可能性があります。
もちろん誰もが治るわけではありません。
脳に腫瘍があり明らかに下垂体が圧迫を受けていれば、腫瘍を取り除かない限り改善は難しいでしょう。
ですが、原因不明、あるいは原因がハッキリしない方の中には改善可能な方が多数いらっしゃいます。
本記事では下垂体機能低下症の原因とその理由、そして改善する方法についてお話します。
下垂体と下垂体機能低下症とは
肩頭蓋内で脳の下部に突起のようにぶら下がる形で存在する、ホルモンを放出する器官(内分泌器官)で、前葉と後葉の2つからなっています。
下垂体は様々なホルモンを放出、または司る役割があり、特に成長ホルモンや性ホルモンの分泌に関する役割が大きく、下垂体が何らかの原因で障害を受けて機能が低下したとき、ホルモン分泌が低下し症状を引き起こしてしまう、その状態を下垂体機能低下症、または下垂体前葉機能低下症と呼びます。
下垂体機能低下症では様々な症状や病態を作りますが、特に問題となるのは以下の疾患です。
成長ホルモン欠乏症
成長ホルモンの放出が無いか、不足している状態です。
小児では成長が悪く、また身長が伸びないという成長ホルモン分泌不全性低身長症が多く、小人症とも呼ばれます。
成人ではコレステロールの増加、心臓病リスクの増加、糖尿病、肥満症、骨密度の低下(骨粗しょう症)、筋肉量の低下、疲れやすい、皮膚の乾燥や荒れなどが現れます。
性腺刺激ホルモン欠乏症
性腺刺激ホルモンの放出が無いか不足している状態で、性腺(精巣・卵巣)が機能低下、または働きを失った状態です。
小児では二次性徴がなかなか現れないことで発見されます。
また成長期が起こりづらく、低身長の傾向があります。
成人では、性欲減退、睡眠障害、うつ傾向、怒りっぽくなるなどがみられ、男性においては勃起障害、女性では無月経や不妊がみられる場合があります。
甲状腺刺激ホルモン欠乏症
甲状腺刺激ホルモンの放出が無いか不足している状態で、全身のエネルギー不足が起こり、神経、心臓、代謝系などの働きが低下します。
症状は多岐にわたり、強い倦怠感、無力感、発汗減少、声のかすれ、聴力の低下、脱毛、低体温(冷え症)、体重増加、便秘、皮膚の乾燥などが起こります。
副腎皮質刺激ホルモン欠乏症
副腎皮質刺激ホルモンの放出が無いか不足している状態です。
倦怠感、低血圧、食欲不振、低血糖、低ナトリウム血症による意識障害などがみられます。
また、クッシング症候群(中心性肥満、満月様顔貌、高血圧、皮膚線状、筋力低下、骨粗しょう症など)がみられる場合もあります。
プロラクチン欠乏症
プロラクチンは乳腺の発達や乳汁の合成と分泌、妊娠の維持、母性行動などに影響し、欠乏することでこれらに関連する症状が現れます。
あなたは今、こういう状況でお悩みではありませんか?
かなり疲れやすく、やる気がでない
上記のような疾患と診断されたが治療法がない
ホルモン注射を毎日している
下垂体機能低下症により将来が心配である
これらのお悩みがある方は、ぜひこの記事を一度ご覧ください!
あなたが求めていた、あなたの辛い状況を解決する方法を、きっとご提案できます。
下垂体機能低下症は早期治療が大事で、また将来に与える影響がとても大きな疾患です。
下垂体機能低下症の特徴や発症するメカニズムをきちんと把握し、適切な治療法を選択しましょう。
下垂体機能低下症の直接の原因
下垂体機能低下症を引き起こす原因で最も多いのは脳腫瘍です。
脳の下垂体に腫瘍ができ、それが大きくなると腫瘍が下垂体を圧迫し、下垂体の機能が低下してしまいます。
他にも、炎症や頭部の外傷で引き起こされる場合がありますが、原因不明とされる場合もすくなくありません。
では、なぜあなたやあなたのお子様がこの疾患にかかってしまったのでしょうか。
下垂体機能低下症の根本の原因
みなさん疑問に思ったことがあると思います。
同じように生活している人でも、疾患が現れる人と現れない人がいることはご存知でしょう。
では、疾患が現れる人と現れない人の差が生じる原因は、どこにあるのでしょうか?
人体というのは骨・筋肉・関節・神経・自律神経・内臓・リンパ・血管系・ココロと精神などがカラダ全体を一つのユニットとしてバランスをとっており、そこに姿勢や骨盤の位置や関係が正常かどうかが関わってきます。
脳も例外ではなく、カラダとともにバランスを取るように作られています。
脳は、硬膜などの膜に包まれており、それは脊髄までも包んで繋がっており、脊髄が腰の所で神経へと細分化しているところまで繋がっています。
そのため、背骨の歪みなどカラダの歪みや骨盤の歪みなどが硬膜を緊張させてしまうと、脳までその緊張は波及、影響してしまいます。
また、脳の中でも様々な膜により連結され、それは下垂体も同様に繋がっています。
このようにして膜のつながりを通して下垂体を緊張させ、時には歪ませることによって下垂体の機能を低下させてしまい、症状を引き起こしてしまう場合があります。
また、脳や下垂体は頭蓋の動きによる影響も受けやすい状態にあり、吸引分娩や鉗子分娩、頭部への外傷や衝撃など直接的なトラブルにより頭蓋骨の動きが無くなったり異常が現れたり、歪んでしまったりすると、頭蓋に包まれている脳や下垂体も大きな影響を受け、機能低下してしまいます。
検査で腫瘍など明確な原因が見つからない方はたくさんいらっしゃいますが、その中で以上のような原因で下垂体機能低下症となっている方が居られます。
このようにカラダ全体のバランスの崩れが症状を引き起こす原因となり、またその状態を放置することによってさらに重症化していきます。
下垂体機能低下症を根本から治すためには、カラダ全体のバランスの崩れを引き起こしている原因の器官を見つけて改善し、姿勢の改善や骨盤矯正を行い、その上でカラダ全体のバランスを調節することが必要なのです。
下垂体機能低下症を治すメリット
あなたやあなたのお子様の下垂体機能低下症をなおすと、以下のような良い点があります。
下垂体機能低下症による症状の改善
もし下垂体機能低下症の原因が、脳や下垂体を包む膜の緊張による下垂体の歪みや過剰な緊張、膜組織による締め付けなどから起こっているのであれば、施術を受けることにより症状の改善が得られる可能性が高いです。
痛みの緩和
下垂体機能低下症だけでなく、過剰な緊張がある方は根本の原因から改善していくため、肩こりや首こりによる首や肩の痛み、肩甲骨周囲の痛み、頭痛や自律神経性の痛み、腰痛や膝の痛み、足の痛みなどの諸症状の改善も期待できます。
動きやすいカラダになる
下垂体機能低下症の症状があるということはカラダが健康ではないということです。
カラダをが改善することによって、いままで動作を制限していた痛みや不調がなくなり、あなたの本来の動きやすいカラダを取り戻すことができます。
イライラせず、人間関係が円滑になり、良い出会いが生まれる
無意識のうちに症状を気にしてイライラ、表情に表れていたり、気分が落ち込んでいたりすると人間関係を阻害し、そのような状態では良い出会いも生まれません。
下垂体機能低下症から解放されることでイライラせず、あなたの本来の明るく生き生きとした人間性が発揮され、人間関係は円滑になり、そのようになったあなたは人から好かれやすく、良い出会いが生まれるようになります。
仕事や学校、趣味がはかどる
下垂体機能低下症があるととても辛く、仕事や学校、趣味の集中力を邪魔してしまいます。
また、子どもでは下垂体機能低下症による低身長によりいじめの原因になってしまうケースも多いです。
下垂体機能低下症が治ることで症状から解放され、集中力が上がることで仕事や趣味がはかどり、効率や成果がアップします。
精神面にプラス効果
下垂体機能低下症がある状態というのはカラダのバランスが失われている状態です。
カラダとココロは一体であり、カラダが悪いと精神的に不安定になったり、マイナス思考になったりします。
また逆に、「病は気から」と言われているように、精神的に不安定であったり落ち込んでいたりすると、姿勢の崩れが起き、それが筋肉の張り、内臓の不調などを引き起こし、結果として「病」を負ってしまいます。
このように一体となって関係している「カラダ」を改善することにより、「ココロ」である精神面にも強いプラス効果を得ることができ、前向きに、明るくなることができます。
下垂体機能低下症に気づいたら最初に行くところ
下垂体機能低下症の症状に気づいたら、まず行くべきところは病院やクリニックです。
それはのみならず、他の早急に治療を要する重篤な疾患である可能性を見極めるためです。
ですが、病院やクリニックで提供された治療がホルモン注射だけ、というのであれば、それは不足しているホルモンを補うだけで根本の治療はできないので、治療院や施術院に行くのもよいでしょう。
病院やクリニックの次に行くところ
さて、病院やクリニックへ行ったものの、思うような治療を受けられなかったり、効果のない方は大勢いらっしゃると思います。
病院やクリニックで治らなければ、次に行くところは整体や治療院などです。
カラダの歪みや過剰な緊張、それらにより引き起こされている頭蓋の問題、そして脳や下垂体の問題などを治してもらいましょう。
現在、街にはたくさんの治療院や整体があります。
またそれぞれのお店で行う施術の内容もさまざまで、筋肉だけを緩める、肩甲骨はがし、ストレッチ、リラクゼーション、アロマオイルマッサージ、足つぼ、など、他にも沢山の種類があります。
中には病院やクリニックと同じように電気治療だけの院もあります。
治療院や施術院は多種多様で、どのお店、どの施術を受ければよいかお悩みの方も多いでしょう。
お店選びで迷ったときに、まず一番注意して欲しいのが、あなたが整体院や整骨院へ行く「目的」です。
女性に人気のリラクゼーション系のサロンやエステ、美容整体などでは治すためにアプローチしません。そもそも目的が違うのです。
これらのお店は、治すことよりも「スッキリ」「気持ちいい心地よさ」「リラックス」「ダイエット」などを目的として施術を行っているため、治すことを目的に行くのは間違いなのです。
治すことを目的にアプローチする院だけでも相当な種類と数があります。
マッサージなど筋肉系アプローチの整体院または整骨院
まず、マッサージやあん摩、指圧、ストレッチなどの筋肉に対して施術する治療院について説明します。
これらの治療院では、マッサージや指圧といった手技を使い筋肉を揉む、ほぐす、などの施術、またはストレッチで筋肉を伸ばして緩める施術を行います。
その場合、筋肉を緩める効果は得られるため、肩こりや腰痛などの痛みは一時的に改善が得られる可能性があります。
もちろん、適切な施術を行ってくれる治療院に限っての話です。中にはあまり上手でなく筋肉を十分に緩めることができないお店や、強すぎる力で施術を行い、筋膜を破り傷つけ、悪化させてしまう治療院も存在します。
これらの筋肉を緩める目的の治療院では肩こりや腰痛の痛みを軽減できる可能性はありますが、その効果はあくまで「筋肉だけ」になります。
上記したように、人体というのは骨・筋肉・関節・神経・自律神経・内臓・リンパ・血管系・ココロと精神などがカラダ全体を一つのユニットとしてバランスをとっており、そこに姿勢や骨盤の位置や関係が正常かどうかが関わっています。
そのため、筋肉だけを緩めても、関節や神経、内臓など他の要素は全くの手付かずであり、下垂体機能低下症の改善に繋がる可能性は低いでしょう。
カイロプラクティックなど関節系アプローチの整体院または整骨院
関節系のアプローチというのは、たとえば背骨のズレを矯正したり、骨盤の歪みを矯正するなどして、正常な骨と関節のバランスを取り戻し、姿勢や骨盤の適切な状態を取り戻す方法です。
この方法には、ソフトに行う手技と、関節を制限している力を瞬間的に越えて力を加えることで矯正する手技があり、後者が、よく聞くカイロプラクティックです。
この、瞬間的にバキバキ、ボキボキ鳴らせて関節を矯正する方法は、上手く使えば速効性があり効果も高いのですが、とても難しい技術です。
そのため、施術者が未熟であると関節の越えてはならない所まで力を加えてしまい、関節の捻挫や神経損傷などをしてしまうリスクが高く、事故がよく聞かれます。
また、瞬間的な関節矯正で大事な事は、矯正したあと関節に入った衝撃を取り除く施術というのがあり、それが行えていない院がほとんどです。
関節系アプローチでは骨と関節の適切な位置と姿勢を取り戻せるので、筋肉が無理な活動をする必要性が減り、筋肉が緩み、痛みが取れる可能性は高いです。
瞬間的な関節系アプローチのお店へ行くときには、施術者が熟練しているか、信用が置けるのかを十分に調べた上で行きましょう。
ただし、関節系アプローチでできるのは骨や関節、姿勢、骨盤の矯正、そして結果として筋肉を緩めるのみです。
内臓や神経、血管系まではアプローチできないので、そこに不調がある方は根本の問題が解決できず、いずれ症状が再発してしまう可能性が残ります。
内臓マニピュレーションなど内臓系の整体院または整骨院
九州では珍しいですが、内臓を主としてアプローチする整体院があります。
これらの院では、例えば心臓に繋がる靭帯や膜などの緊張を調整して適切な位置へ戻したり、悪い食べ物によって固くなってしまった腸間膜(腸を包んでいる膜)を柔らかくして腸の活動を活発化し、便秘や下痢傾向などを改善したりします。
内臓に根本の原因がある方には適している院と言えるでしょう。
ただし、内臓のみにアプローチしても、それを包んでいる骨や関節からなる姿勢や骨盤のバランスが取れていないと、筋肉や靭帯に無理な働きを要され、過剰な緊張を持ち、いずれは内臓の問題を引き起こしてしまいます。
下垂体機能低下症を治しに行くならどこ?
さて、上記したように、筋肉だけ、関節だけ、内臓だけをアプローチしても根本的に解決することができないのはご理解いただけたでしょうか。
では、あなたが下垂体機能低下症からずっと解放されるために、治すために行くにはどのような治療院へ行けば良いのでしょうか?
それは、骨・筋肉・関節・神経・自律神経・内臓・リンパ・血管系・ココロと精神など全てに対してアプローチ、つまり施術を行え、姿勢や骨盤の位置を適切にし、カラダ全体のバランスを取り戻すことができる整体院や整骨院です。
あなたが真に健康なカラダを求めるのであれば、あなたの街でこのような院を探し出す努力をしなければなりません。
治療院や整体院、整骨院の間違わない選び方
治療院や整体院によって目的も方法も違うため、
「評判のいいお店みたい」
「一番安いから」
「ランキングで高位なので」
「口コミが多いから」
「近くのマッサージ店や整体でいいか」
「検索したら1番上に出てきたから」
「おしゃれで居心地がよさそう」
という理由でお店に飛び込むと、あなたのカラダの問題を解決して貰えず、時間とお金を無駄にしてしまうかもしれません。
では、どのようにしてあなたの街で良い治療院・施術院や、腕のいい整体師などの施術者を見つければ良いのでしょうか。
良い治療院・施術院というのは、上記したように筋肉だけ、関節だけ、骨格矯正だけ、という部分のみを対象とした治療院ではなく、カラダの器官すべてを対象とした、総合的かつ全体を対象とした治療をしてくれる治療院になります。
そのため、あなたの街で良い治療院や施術院を見つけようと考えるなら、お店を訪れる前にそのお店の施術方法や目的について電話やホームページなどできちんと調べ、あなた自身が信頼し納得できるお店または施術者なのかを知る必要があります。
下垂体機能低下症の方が治る方法と再発しないカラダを取り戻す方法
原因のところでお話したように、あなたやお子様の下垂体機能低下症は姿勢や骨盤の位置と傾き、骨・筋肉・関節・神経・自律神経・内臓・リンパ・血管系・ココロと精神などの不調があり、カラダ全体のバランスが崩れることで現れています。
そのため、セルフケアや通常の整体、カイロプラクティック、マッサージ等で筋肉を緩め姿勢を治しても、根本の原因となる部位の不調があれば、また元と同じ症状を出す状態に戻ってしまうのです。
このカラダ全体のバランスが崩れた状態を治すには、バランスを崩す根本の原因となる器官の不調を見つけ、治療を行い、再度カラダのバランスを取り戻すよう調整を行う以外にありません。
逆に言えば、根本の原因を取り除き、カラダ全体のバランスを取り戻すことによって、下垂体機能低下症でお悩みの方も治る可能性があるのです。
そして、カラダ全体を綿密に検査し、様々な器官や組織の不調を探し当てて治療を行い、再度カラダ全体のバランスを整えることができる方法が「オステオパシー」です。
下垂体機能低下症に対してオステオパシーでできること
オステオパシーでは、オステオパシー特有の検査法で全身の中から根本の原因を特定し、問題の解決をするための施術を行います。
不調の原因を起こす場所は骨・関節・内臓・神経など様々で、それら全てに対応する施術があることがオステオパシーの優れているところです。
これらの施術により、脳や下垂体を引っ張り悪影響を与えている組織の緊張を解除し、下垂体の機能を回復させ、症状を軽減できる可能性があります。
毎日ホルモン注射を行っている方、あなたにはまだ、治すためにできることがあるのではないでしょうか。
特にお子様の成長ホルモンの不足による低身長、小人症などは、後になってから行っても正常な成長がえられにくく、早急な治療を要する状態です。
諦める前、後悔する前にぜひ当院でオステオパシーによる施術をお試しください。