何度も繰り返す頭痛・肩こり・腰痛にお悩みではありませんか? 薬や湿布、マッサージで一時的に楽になってもまた繰り返す症状に対し、オステオパシーでは痛む場所だけでなく全身のつながりを検査し、本当の原因を見極めて一人ひとりに合わせた施術を行います。

都城でカイロ・カイロプラクティックをお探しの方へ|オステオパシーとの違い

カイロプラクティックとオステオパシーは同じものではありません

都城オステオパシー治療院で身体の状態を確認する院長

「都城 カイロ」「都城 カイロプラクティック」と検索していて、都城オステオパシー治療院を見つけた方もいらっしゃると思います。最初にお伝えすると、当院はカイロプラクティック院ではありません。当院が専門としているのは、身体を一つのまとまりとして評価し、状態に応じてさまざまな手技を使い分ける「オステオパシー」です。

一方で、オステオパシーにも関節へ瞬間的な調整を行う方法があり、施術の一場面だけを見るとカイロプラクティックに似て見えることがあります。実際に当院でも、「カイロを探していて見つけた」「カイロのような施術なのかと思って来院した」「ポキポキする施術が苦手なので心配だった」と相談されることがあります。このページでは、カイロプラクティックを否定したり、どちらが優れていると決めつけたりするのではなく、両者の共通点と違い、そして当院で行うオステオパシーの考え方を分かりやすく説明します。

カイロプラクティックもオステオパシーも、19世紀後半のアメリカで発展した手技を重視する考え方です。ただし、歴史、理論、評価方法、施術の組み立ては同じではありません。

カイロプラクティックはD.D.パーマー(Daniel David Palmer)が1895年に始めたものとされ、脊椎や関節へのアジャストメントが歴史的に大きな位置を占めてきました。ただし、現代のカイロプラクティックは流派や施術者による違いが大きく、「カイロはすべて同じ方法」と一括りにはできません。

オステオパシーはA.T.スティル(Andrew Taylor Still)が1870年代に体系化したもので、「身体は一つのユニットである」「構造と機能は相互に関係する」といった原則を重視します。関節だけではなく、筋肉・筋膜、靱帯、神経、呼吸や循環に関係する組織などを含め、全身の状態を評価しながら施術を組み立てるのが特徴です。

当院でも、痛い場所だけを見て「ここを矯正すれば終わり」とは考えません。問診と全身の動き・組織の状態を確認し、その方に必要と考えられる方法を選択します。

大まかな違い

・カイロプラクティック

脊椎・関節へのアジャストメントが歴史的に重要な位置を占めます。実際の施術内容は流派・施術者によって幅があります。

・オステオパシー

関節調整も技術の一つですが、それだけに限定せず、身体全体の構造と機能の関係を考えながら複数の方法を使い分けます。

つまり、どちらにも「手で身体を評価する」「関節へ働きかける方法がある」という共通点がありますが、その技術をどのような考え方の中で使うかが異なります。

なぜカイロプラクティックとオステオパシーは似て見えるのでしょうか

一番分かりやすい理由は、両方に関節や脊椎へ手を使って働きかける技術が存在するからです。

特に、短い時間で関節へ力を加える瞬間的な調整は、外から見ると似て見えることがあります。関節から「ポキッ」という音がする場合もあります。

しかし、音が鳴ること自体が施術の目的ではありません。2022年のシステマティックレビューでは、脊椎マニピュレーションに伴う「ポキッ」という音の有無と、痛みの改善との間に明確な関係は確認されませんでした。

当院でも「音を鳴らすこと」を成功の基準にはしていません。

オステオパシーの瞬間的な関節調整「エナジェニック・インパルス」

オステオパシーには多くの施術方法があります。その中の一つに、骨・関節へ瞬間的な調整を行う「エナジェニック・インパルス(Energetic Impulse。資料によって「エナジェティック・インパルス」と表記されることがあります)」があります。当院では略して「インパルス」と呼びます。

都城オステオパシー治療院でのオステオパシー施術の様子

この名称は当院独自の呼び方ではありません。カナダの伝統的オステオパシー教育でも、Philippe Druelle D.O.の専門分野として「osteoarticular adjustments by energetic impulse(Energetic Impulseによる骨関節調整)」が紹介されています。

インパルスでは関節に瞬間的な入力を加えるため、見た目だけならカイロプラクティックのアジャストメントに似て感じる方もいると思います。

ただし当院では、インパルスを「ずれた骨を音が鳴るまで押し戻すための方法」とは考えていません。

オステオパシーでは身体を一つのユニットとして捉えます。関節、筋肉、筋膜、神経などはそれぞれ独立しているのではなく、互いに関連しながら働いています。そのため、まず全身を評価し、どこにどのような制限があり、その関節に瞬間的な調整を用いることが適切かを考えます。

インパルスは、全身を評価した結果として選択する「一つの手段」です。すべての方に使うわけではありませんし、「インパルスを1回行えば全身が整う」といった意味でもありません。

関節への刺激は、その関節だけで完結するのでしょうか

脊椎の関節包、周囲の筋肉や筋膜には、動きや組織の変化を感知する感覚受容器があります。そこからの入力が神経系へ伝わること自体は、現代の解剖学・生理学でも知られています。

一方で、「ある関節を矯正すれば特定の内臓が治る」「この椎骨を調整すれば全身が必ず正常化する」といった単純な因果関係まで証明されているわけではありません。

身体全体の状態を確認しながら行うオステオパシー施術の様子

当院では、オステオパシーの「構造と機能は相互に関係する」という考え方を臨床評価の枠組みとして用いながら、医学的に確立していることと、オステオパシーの臨床的な考え方を混同しないようにしています。

そのため、インパルスを用いる場合も「この一か所ですべてを治す」のではなく、施術前後に全身の状態を確認しながら次に必要な対応を判断します。

「ボキボキされるのが怖い」という方へ

ここは、カイロを検索して当院へ来られる方から特に聞かれることです。

強い刺激が苦手な方にも状態に合わせて行う施術の様子

当院のオステオパシーは、ほとんどがやさしい刺激の施術です。関節が鳴るような瞬間的な方法を使うこともありますが、その方法が苦手な場合には別の方法を選択できます。

実際に当院へ来院された方からも、「カイロプラクティックのようにポキポキされるのが苦手だったので事前に伝えた」という声をいただいています。その方には不安を確認した上で施術を行っています。

「カイロを探しているけれど、強い矯正は少し怖い」

「必要なら関節も見てほしいが、毎回ボキボキする施術は望んでいない」

という方も、事前に遠慮なくお伝えください。

カイロプラクティックを探している方に、当院のオステオパシーが合いやすいケース

次のような方は、カイロプラクティックと合わせてオステオパシーも比較してみる価値があります。

・背骨や骨盤だけでなく、身体全体を見てほしい

・関節の動きだけでなく筋肉や筋膜なども含めて確認してほしい

・症状がある場所だけを繰り返し施術するのではなく、全身を評価してほしい

・必要なら関節調整も受けたいが、強い刺激だけに限定したくない

・ボキボキする施術が苦手

・自分の状態に合わせて複数の手法から施術方法を選んでほしい

逆に、「カイロプラクティックという体系そのものを受けたい」「特定のカイロプラクティックの流派・テクニックを希望している」という場合には、その方法を専門にしているカイロプラクターを選ぶ方が目的に合っています。

当院はカイロプラクティックを行っていると表示して集客するのではなく、オステオパシーという別の選択肢を正しく知っていただいた上で選んでほしいと考えています。

カイロプラクティックはオステオパシーから生まれたのでしょうか

両者の歴史には興味深い接点があります。

オステオパシーはA.T.スティルが1870年代に体系化し、カイロプラクティックはD.D.パーマーが1895年に始めたとされています。年代としてはオステオパシーが先です。

また、歴史研究では両者が19世紀の骨接ぎや磁気療法など、当時存在した手技・治療思想から共通の影響を受けた可能性が指摘されています。カイロプラクティックの発展にオステオパシーからの影響があったことを示す研究もあります。

一部の歴史資料では、A.T.スティルの初期学生James A. StrothersがD.D.パーマーへオステオパシーを教えた、あるいは影響を与えたとする記述があります。

ただし、ここは断定できません。D.D.パーマー本人と息子B.J.パーマーは、パーマーがスティルのいるKirksvilleを訪問したという説を否定しており、1997年にはその訪問の真偽そのものを検討した歴史論文も発表されています。

そのため、「D.D.パーマーはA.T.スティルの正式な弟子だった」「カイロプラクティックはオステオパシーをそのままコピーして作られた」と言い切るのは、現在確認できる資料からは適切ではありません。

一方で、初期のオステオパシーとカイロプラクティックが完全に無関係だったと考えるのも歴史資料とは合いません。

当院では、

「オステオパシーの方が先に成立し、初期カイロプラクティックへ影響した可能性を示す歴史資料はある。しかし、直接の正式な師弟関係までは確定していない」

という整理が最も正確だと考えています。

カイロとオステオパシー、結局どちらを選べばよいですか?

大切なのは名称だけで選ばないことです。

「カイロだから必ず強い矯正をする」「オステオパシーだから必ずソフト」というわけでもありません。どちらも施術者や流派によって実際の方法には幅があります。

何を評価してくれるのか。

自分の希望や不安を聞いてくれるのか。

なぜその方法を選ぶのか説明してくれるのか。

必要に応じて施術方法を変えられるのか。

こうした点まで確認して選ぶことをおすすめします。

都城オステオパシー治療院では、理学療法士の院長が問診と全身の状態を確認し、オステオパシーの考え方に基づいて、その方の状態に合わせた方法を選択します。

カイロプラクティックを探していて当院を知った方も、「自分の場合はオステオパシーが合いそうか?」という段階からご相談いただけます。

よくある質問

Q. オステオパシーでも背骨や骨盤の矯正をしますか?

はい。関節の動きや状態を確認し、必要と判断した場合は関節へ施術します。ただし、関節だけを施術して終了するのではなく、全身の状態を確認した上で他の手法と組み合わせます。

Q. 必ずポキポキされますか?

いいえ。当院の施術の多くはやさしい刺激です。瞬間的な関節調整を用いる場合もありますが、苦手な方には別の方法を選択できます。音が鳴ること自体を施術の成功条件にはしていません。

Q. インパルスとカイロプラクティックのアジャストメントは同じですか?

見た目が似ることはありますが、当院ではオステオパシーの全身評価の中でインパルスを一つの選択肢として用います。そのため、「関節へ瞬間的な入力を行う」という部分だけで両者を同じものとは考えていません。

Q. 以前カイロプラクティックに通っていましたが、相談できますか?

もちろん可能です。これまで受けた施術、良かった点、苦手だった点なども問診時にお伝えください。過去の施術を否定するのではなく、現在の状態をあらためて確認して施術方法を考えます。

Q. カイロとオステオパシーはどちらの方が効果がありますか?

名称だけで一律に優劣を決めることはできません。症状や身体の状態、施術方法、施術者、本人の希望などによって適した対応は異なります。当院では「オステオパシーだから何にでも効く」とは考えず、必要に応じて医療機関での評価を優先することも大切にしています。

Q. 都城でカイロを探していたのですが、そのまま予約しても大丈夫ですか?

はい。ただし当院はカイロプラクティック院ではなく、オステオパシーを専門にしています。このページの内容をご覧いただき、「全身を評価した上で自分に合わせた施術を受けたい」と感じられた方はご相談ください。

ご予約・ご相談について

初回は約90分、初回お試し5,000円です。2回目以降は通常50分8,000円です。

ご予約・ご相談は、LINE、予約カレンダー、問い合わせフォーム、お電話から受け付けています。

「カイロを探していたけれど、自分にはオステオパシーの方が合うのか知りたい」

というご相談だけでも構いません。

当院の施術内容・料金について詳しく知りたい方は「施術内容・料金」を、オステオパシーそのものについて詳しく知りたい方は「オステオパシーとは」のページもご覧ください。

【内部リンク】

・「施術内容・料金」→ https://ebi-seitai.com/service/

・「オステオパシーとは」→ https://ebi-seitai.com/osteopathy/

・「施術者紹介」→ https://ebi-seitai.com/practitioner/

・「ご予約・お問い合わせ」→ https://ebi-seitai.com/contact/

・患者の声「カイロプラクティックの様に『ポキポキ』されるのが苦手」→ https://ebi-seitai.com/minasamanokoe/

【参考文献】

1. Hart JF. Did D.D. Palmer visit A.T. Still in Kirksville? Chiropractic History. 1997;17(2):49-55. PMID: 11620051.

2. MacDonald CW, Osmotherly PG, Parkes R, Rivett DA. The current manipulation debate: historical context to address a broken narrative. J Man Manip Ther. 2019;27(1):1-4. PMID: 30692837.

3. Pettman E. A history of manipulative therapy. J Man Manip Ther. 2007;15(3):165-174. PMID: 19066664.

4. Keating JC Jr. Several pathways in the evolution of chiropractic manipulation. J Manipulative Physiol Ther. 2003. PMID: 12819626.

5. Moorman AC, Newell D. Impact of audible pops associated with spinal manipulation on perceived pain: a systematic review. Chiropr Man Therap. 2022;30(1):42. PMID: 36195914.

6. Collège d’Études Ostéopathiques / International Symposium of Traditional Osteopathy: Philippe Druelle D.O.の専門領域として “osteoarticular adjustments by energetic impulse” を掲載。

📞 電話予約 💬 LINE予約