頭痛と食いしばり・歯ぎしりの関係|顎やこめかみもつらい方へ
食いしばり・歯ぎしりと頭痛が一緒にある方へ

朝起きたときに顎が疲れている、歯ぎしりを指摘された、日中に無意識に歯を接触させている、こめかみや顎と一緒に頭が重い――このような方がいます。
日本歯科医師会では、顎の痛みの背景として顎関節症、就寝中の歯ぎしり・食いしばり、日中の無意識な歯の接触などを挙げています。顎の病気を整体院が診断することはできないため、顎の痛み・開けにくさなどがある場合は歯科での確認も重要です。
食いしばりや歯ぎしりと一緒に、こめかみ・首・肩の張りや頭痛を繰り返す方は、当院でもご相談いただけます。 顎だけを原因と決めつけず、顎周囲・首・肩甲帯・胸郭・呼吸・仕事中の力みまで確認します。
こめかみには「噛む筋肉」があります
側頭筋は咀嚼に関わる筋肉で、こめかみ周囲に位置します。食いしばりがある方で側頭部の疲労感や圧痛を感じることはありますが、頭痛の原因をすべて顎だけに求めることはできません。

片頭痛や緊張型頭痛が同時に存在することもあるため、ズキズキする痛み、吐き気、光・音過敏、頭痛の頻度なども確認してください。
顎の症状が強い場合は歯科での確認も大切です
- 顎が痛い
- 口が開けにくい
- 顎を動かすと音がする
- 噛みにくい
- 歯や歯ぐきの痛みもある
顎関節症以外の歯科疾患が隠れている場合もあるため、自己判断で強く顎を押したり矯正したりしないでください。
当院では顎だけでなく首・肩・胸郭も確認します
当院では、顎周囲の筋肉、首、肩甲帯、姿勢、呼吸、仕事中の食いしばりなどを確認します。「顎を正しい位置へ戻せば頭痛が改善する」とは断定せず、症状と身体所見の関連を個別に考えます。顎の痛みや開口障害など歯科領域の症状が強い場合は、歯科での確認と並行して考えます。
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執筆・確認
院長 蛯原孝洋(理学療法士 第57859号)。公開時点の医学情報と当院での臨床経験をもとに作成しています。この記事は一般的な健康情報であり、病気の診断や治療を目的とするものではありません。