後頭部が痛い頭痛|締め付ける痛み・ズキッとする痛みの違いと受診目安
後頭部の痛みも「頭痛」に含まれます

「後頭部が重い」「首すじから後頭部を締め付けられる」「後頭部に一瞬ズキッとする痛みが走る」など、後頭部の頭痛にはさまざまな感じ方があります。日本神経学会でも、後頭部と首の境界付近の痛みは頭痛として扱われます。
痛む場所だけで原因を決めることはできません。緊張型頭痛や片頭痛のほか、後頭部の神経への刺激、頸部の状態、まれには早い受診が必要な病気でも後頭部痛が起こります。
同じパターンの後頭部痛を繰り返し、首・肩の張りや姿勢との関係も感じる方は、当院でもご相談いただけます。 後頭部だけでなく、首・顎・胸郭・肩甲帯など負担の集まり方を確認します。
締め付けるような後頭部痛では緊張型頭痛の特徴を確認します
緊張型頭痛は、圧迫・締め付けるような非拍動性の痛みが代表的で、多くは両側性です。首・肩のこりを伴う方もいます。ただし、「後頭部が重い=必ず緊張型頭痛」ではありません。

長時間同じ姿勢で仕事をしたあとに悪化するか、首肩の張りと頭痛が同時に変化するか、吐き気や光・音過敏がないかなどを整理すると、医療機関へ相談するときにも役立ちます。
ズキッ・ビリッと短く走る痛みは、痛み方を詳しく伝えてください
後頭部に電気が走るような短い痛みを繰り返す場合は、拍動性の片頭痛とは異なる特徴を持つことがあります。痛む範囲、触れたときに誘発されるか、首を動かしたときに変化するか、何秒・何分続くかを記録してください。
安全のため、後頭部痛で確認したい急な変化
- 突然始まり、短時間で非常に強くなった
- これまで経験したことがない強い頭痛
- ろれつが回らない、手足の麻痺・しびれ、意識の変化を伴う
- 発熱と首の強いこわばりを伴う
- 頭をぶつけたあとに悪化している
- 急に強い首痛が出たあと、頭痛や神経症状が続く
これらのような急な変化がある場合は、先に脳神経外科・脳神経内科など医療機関での確認をおすすめします。
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当院で確認できること
慢性的に繰り返す後頭部痛に、首・肩・顎・胸郭などの筋骨格系の負担や、姿勢、仕事・生活上の負担が重なっている方について、当院では身体評価を行います。
痛む場所だけを見て一つの原因に決めつけず、「どこへ負担が集中しているか」「どの動きや生活条件と症状が一緒に変化するか」を確認し、施術対象を考えます。
執筆・確認
院長 蛯原孝洋(理学療法士 第57859号)。公開時点の医学情報と当院での臨床経験をもとに作成しています。この記事は一般的な健康情報であり、病気の診断や治療を目的とするものではありません。