何度も繰り返す頭痛・肩こり・腰痛にお悩みではありませんか? 薬や湿布、マッサージで一時的に楽になってもまた繰り返す症状に対し、オステオパシーでは痛む場所だけでなく全身のつながりを検査し、身体全体の状態を確認し、一人ひとりに合わせた施術を行います。

反り腰だと腰痛になる?姿勢と痛みの関係を理学療法士・オステオパシー視点で解説

「反り腰だから腰が痛い」「反り腰を治せば腰痛も治る」と説明されることがありますが、実際には反り腰と腰痛の関係はそれほど単純ではありません。姿勢は身体をみる一つの手掛かりですが、写真で腰が反っていることだけで痛みの原因を決めることはできません。

反り腰と腰痛は関係するのか

腰痛がある人とない人の姿勢を比較した研究では、骨盤の傾きなどに平均的な差がみられることはあります。一方、腰椎前弯などは研究間のばらつきが大きく、姿勢だけから腰痛の原因を断定できるほど一貫した結論にはなっていません。

つまり「反り腰=悪い姿勢=腰痛」という一本線ではなく、痛みが出る動作、長時間同じ姿勢を取る負荷、股関節や胸郭の動き、活動量、睡眠など複数の要素を見る必要があります。

オステオパシーの視点について

ここからは西洋医学的な腰痛の原因診断とは別に、オステオパシーで用いられる全身的な臨床モデルからの説明です。

オステオパシーでは「反っている腰」だけを見ません

オステオパシーでは腰椎だけでなく、骨盤、股関節、足部、胸郭、肋骨、横隔膜などの動きを関連づけて評価します。伝統的には筋膜や腹部・内臓周囲の支持組織との関係も臨床モデルとして考えます。

ただし「骨盤が前傾しているから腰痛」「内臓が下がっているから反り腰」と触診だけで原因を確定するものではありません。実際に身体を動かしてもらい、どの動きで負担が増え、どこを動かすと楽になるかを確認しながら施術対象を考えます。

当院で確認すること

  • 立位と座位での腰の反り方
  • 股関節を伸ばしたときの動き
  • 骨盤だけでなく胸郭が動いているか
  • 太もも前面・股関節周囲の緊張
  • 呼吸時の胸郭・腹部の動き
  • 普段の仕事・運転・スポーツでの負荷

見た目を「正しい姿勢」に固定することより、必要な場面で身体が動きを変えられることを重視します。

反り腰が気になる人のセルフケア

股関節の前側や太もも前面が強く張っている方では、ストレッチが役立つことがあります。ただし全員が同じ筋肉を伸ばせばよいわけではありません。具体的な方法は反り腰が気になる人の大腿直筋・股関節ストレッチで紹介します。

骨盤そのものの動きや腰まわりのセルフケアについては腰方形筋・骨盤まわりのストレッチも参考にしてください。

腰痛が続く方へ

腰痛が長引いている場合は、反り腰だけに原因を求めず、症状が出る動作と全身の動きを一緒に整理することが大切です。都城市で慢性腰痛についてご相談の方は腰痛の症状ページをご覧ください。

参考資料

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